寒い季節に大活躍!毛製品の特徴や手入れの仕方が知りたい

寒い季節には、セーターなどの毛製品が活躍しますね。暖かくて重宝します。そんな毛製品の繊維の種類には様々あります。まず思い浮かべるのは、羊の毛からできているウールではないでしょうか。そしてその他にも、獣毛であるうさぎの毛のアンゴラ、モヘヤ、キャメルなど数あります。

ウールが一番作られているのはオーストラリアで、割と柔らかさがあってつやもある『メリノ』という種類のものが多いです。ウールは、ケラチンというたんぱく質でできています。うろこのようになっている表面の皮部分と、それに守られている皮質の部分から成り立っています。

表面の皮部分は撥水性があり、皮質部分は湿気を吸ってくれます。皮質部分は2層からなっており、両方とも質に違いがあります。なので、熱や水分などによって縮んだりすることもあり、繊維が波状に曲がります。

水分が含まれたウールは、もみ合わせることによって縮んで硬くなってしまい、フェルト状になるという特徴もあります。ウールは『生きる繊維』と言うことがあります。こうした湿気を吸ったり乾いたりすることにより、繊維の波状の曲がりが縮まることが所以となっているのです。

ウールのメリットは、伸び縮みし弾力もあるのでシワになりにくいこと。そして熱が伝わりにくいので、体温を逃がしにくい。また、撥水性があると共に湿気を吸ってくれるので、汗を掻いたとしても不快にならないといいうことが挙げられます。また、色の染まりも良いので、洗濯による色落ちも少ないです。

また気になる点とすれば、毛玉になりやすいことがあります。また、ウールは燃えにくい繊維でもあります。扱う時の注意点をお話したいと思います。虫食いの危険があるので、保管する際には防虫剤を使うなどして気を付けましょう。

水に弱いので、水洗いはウォッシャブル加工済みの物以外は避けた方が良いです。アイロンをかける時には、圧力をかけられることになります。そうなると“アタリ”といって毛が寝てしまう状態になる恐れがあるのです。

長い毛のみでできている梳毛織物(そもう)の場合は、アイロン時に布を当てるようにしましょう。ウールなどの毛製品は、セーターなどの冬用の洋服や毛布、ラグマットなどに使われています。寒い季節に、私達を暖かく包んでくれる毛製品はとても有難い存在ですね。

虫に食われてしまうとせっかくのお気に入りであっても台無しになってしまいますので、虫食いなどに気を付け、大切に扱っていきましょう。